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MJMJ訳 20231117.0
版
最終同期:
2024/11/17
0. はじめに
1. ゲームの考え方
2. カードの部分
3. カード・タイプ
4. 領域
5. ターンの構造
6. 呪文、能力、効果
7. その他のルール
8. 多人数戦ルール
800. 総則
801. 「影響範囲限定」選択ルール
802. 「複数への攻撃」選択ルール
803. 「左翼への攻撃」「右翼への攻撃」選択ルール
804. 「クリーチャー配置」選択ルール
805. 「共有チーム・ターン」選択ルール
806. 「無差別戦」変種ルール
807. 「大乱闘戦」変種ルール
808. 「チーム対抗戦」変種ルール
809. 「皇帝戦」変種ルール
810. 「双頭巨人戦」変種ルール
811. 「交互チーム戦」変種ルール
9. カジュアル変種ルール
総合ルールビューア
8.
多人数戦
ルール
805.
「共有チーム・ターン」選択ルール
805.1
チーム
同士で戦う
多人数戦
において、「共有
チーム
・ターン」という
選択ルール
が存在する。これは、
「双頭巨人戦」変種ルール
(
rule 810
参照)ならびに
アーチエネミー戦
・カジュアル
変種ルール
(
rule 904
参照)においては必ず用いられる。これは、
チーム
ごとに固まって座っている
場合
にのみ用いることができる。
805.2
各
チーム
内で、もっとも右に座っている
プレイヤー
がその
チーム
の主
プレイヤー
となる。
チーム
に属する
プレイヤー
が、たとえば
クリーチャー
の
攻撃
や
誘発型能力
を
スタック
に積む順番などの選択に同意できなかった
場合
、主
プレイヤー
がその決定を行う。
805.3
rule 103.1
に記されている方法を用いて、どちらの
チーム
が先攻
にな
るかを決める。この方法で決定された
チーム
は
開始チーム
となる。
805.3a
マリガン
を行う手順についても、同様に修整される。まず、
開始チーム
の各
プレイヤー
がその
チーム
内で決めた順番で
マリガン
を行うかどうかを決定する。その後、ターン順に、他の
チーム
の
プレイヤー
が同様の手順を踏む。すべての選択が行われた後、全ての
マリガン
が同時に行われる。この決定の間、
チームメイト
は相談してもよいし、
カード
を
ライブラリー
の一番下に置く
場合
、どの
カード
を戻すかについて相談してもよい。
プレイヤー
は、
チームメイト
が
マリガン
をしないことを選んだ後でも
マリガン
を続けてもよい。
rule 103.5
参照。
805.3b
ゲーム開始時に
戦場に出
した状態で始められる
カード
の扱いについても、同様に修整される。
開始チーム
の
プレイヤー
の
手札
に
戦場に出
した状態でゲームを始められる
カード
があった
場合
、それを好きな順番で好きなだけ
戦場に出
してもよい。この決定について、
チームメイト
と相談してもよい。その後、他の
チーム
の
プレイヤー
がターン順に同様の処理を行う。
805.4
プレイヤー
ではなく
チーム
がターンを行う。
805.4a
現在のターンを行なっている
チーム
が
アクティブ・チーム
であり、それ以外の
チーム
が非
アクティブ・チーム
である。
805.4b
チーム
の
ドロー・ステップ
に、その
チーム
の
プレイヤー
はそれぞれ
カード
1枚を
引
く。
805.4c
チーム
のターンに、その
チーム
の
プレイヤー
はそれぞれ
土地
1枚を
プレイ
できる。
805.4d
ステップ
や
フェイズ
の開始時に
誘発
する
能力
は、それが「各
プレイヤー
/each player」の、あるいは「各
対戦相手
/each opponent」の
ステップ
や
フェイズ
の開始時に
誘発
する
場合
、複数回
誘発
する。それらの
能力
は、その
能力
の
誘発条件
や
効果
や「
場合
」節が「その
プレイヤー
」「その
対戦相手
」などに言及している
場合
に、それぞれ該当する
プレイヤー
ごとに1回
誘発
する。
805.5
個人でなく
チーム
が
優先権
を得る。
805.5a
プレイヤー
は、自分の
チーム
が
優先権
を持っている時、
呪文
を
唱え
たり
能力
を
起動
したり
特別な処理
を行なったりできる。
805.5b
チーム
が
優先権
を持っていて、その
チーム
のどの
プレイヤー
も何もしたくなかった
場合
、その
チーム
は
パス
する。すべての
チーム
が
続けてパス
した
場合
(つまり、全ての
チーム
が
パス
する間にどの
プレイヤー
も何もしなかった
場合
)、
スタック
の一番上にある
オブジェクト
が
解決
され、その後
アクティブ・チーム
が
優先権
を得る。
スタック
が空の時に全ての
チーム
が
続けてパス
した
場合
、その
フェイズ
や
ステップ
が終了し、次の
フェイズ
や
ステップ
が始まる。
805.6
アクティブ・プレイヤー
、非アクティブ・プレイヤー順ルール(
rule 101.4
参照)は、
「共有チーム・ターン」選択ルール
を用いる
場合
には修整される。複数の
チーム
が同時に何らかの選択を行なったり処理したりする
場合
、
アクティブ・チーム
が必要な選択をすべて行い、そのあとでターン順で非
アクティブ・チーム
が必要な選択を行なっていく。複数の
プレイヤー
が同時に何らかの選択を行なったり処理したりする
場合
、
アクティブ・チーム
の
プレイヤー
が好きな順番で必要な選択をすべて行い、そのあとでターン順で次の非
アクティブ・チーム
の
プレイヤー
が必要な選択を行なっていく。全ての選択の終わった後、全ての処理は同時に行われる。
805.6a
「共有チーム・ターン」選択ルール
を用いたゲームで、複数の
プレイヤー
が
カード
を
引
く
場合
、まず
アクティブ・チーム
の各
プレイヤー
が、好きな順番で
カード
を
引
き、その後、ターン順に、他の非
アクティブ・チーム
の各
プレイヤー
が同様に行う。
805.7
複数の
誘発型能力
が、いずれかの
チーム
が
優先権
を得る前に
誘発
していた
場合
、
アクティブ・チーム
の
プレイヤー
から自分の
コントロール
している
誘発型能力
を好きな順番で
スタック
に積み、その後、ターン順に、他の非
アクティブ・チーム
の各
プレイヤー
が同様に行う。
805.8
効果
によって
プレイヤー
が
追加のターン
を得たり追加の
フェイズ
や
ステップ
を得たりした
場合
、その
プレイヤー
の
チーム
がその
追加のターン
、
フェイズ
、
ステップ
を得る。
効果
によって
プレイヤー
が
ステップ
や
フェイズ
やターンを
飛ば
す
場合
、その
プレイヤー
の
チーム
が影響を受ける。単一の
効果
によって、同じ
チーム
の複数の
プレイヤー
が同一の
ステップ
や
フェイズ
やターンを得たり
飛ば
したりする
場合
、その
チーム
が得たり
飛ば
したりするのはその
ステップ
や
フェイズ
やターン1つだけである.
効果
によって
プレイヤー
が
他のプレイヤーをコントロール
する
場合
、その前者は、影響を受けた
プレイヤー
の
チーム
を
コントロール
する。
805.9
「
アクティブ・プレイヤー
」を参照する
能力
は、
アクティブ・プレイヤー
1人だけを参照する。
アクティブ・チーム
の
プレイヤー
全員を参照するわけではない。その
能力
の
コントローラー
は、その
能力
が参照するのは誰なのかをその
効果
の適用時に選ぶ。
805.10
「共有チーム・ターン」選択ルール
では、他の
多人数戦
と異なる戦闘ルールを用いる。
805.10a
各
チーム
の
クリーチャー
は、グ
ループ
で他の
チーム
を
攻撃
する。
戦闘フェイズ
の間、
アクティブ・チーム
は
攻撃チーム
となり、
アクティブ・チーム
の各
プレイヤー
は
攻撃
プレイヤー
となる。同様に、非
アクティブ・チーム
は
防御チーム
となり、その
プレイヤー
は
防御プレイヤー
となる。
805.10b
攻撃クリーチャー指定ステップ
開始に際して、
アクティブ・チーム
は
攻撃クリーチャー
を指定する。
攻撃クリーチャー
それぞれについて、
攻撃チーム
はその
クリーチャー
がどの
防御プレイヤー
、どの
プレインズウォーカー
、あるいはどの
バトル
を
攻撃
するかを宣言する。
アクティブ・チーム
の
攻撃
は一群で行い、その
攻撃クリーチャー
群は全体として適正でなければならない。
rule 508.1
参照。
805.10c
ルール、
オブジェクト
、あるいは
効果
が「
攻撃
プレイヤー
」を参照する
場合
、それは
攻撃
プレイヤー
全員ではなく
攻撃
プレイヤー
のうち特定の1人を参照する。
ブロック・クリーチャー
の
能力
が
攻撃
プレイヤー
を参照していた
場合
、あるいは
呪文
や
能力
が
ブロック・クリーチャー
と
攻撃
プレイヤー
の両方を参照していた
場合
、特に規定されていない限り、その参照する
攻撃
プレイヤー
とは、その
ブロック・クリーチャー
が
ブロック
している
攻撃クリーチャー
を
コントロール
している
プレイヤー
のことである。
呪文
や
能力
が複数の
ブロック・クリーチャー
に適用できる
場合
、それらの
ブロック・クリーチャー
それぞれについて独立に該当する
攻撃
プレイヤー
が決定される。複数の
攻撃
プレイヤー
が該当する
場合
、その
呪文
や
能力
の
コントローラー
が1人を選ぶ。
805.10d
ブロック・クリーチャー指定ステップ
開始に際して、
防御チーム
は
ブロック・クリーチャー
を指定する。
防御プレイヤー
が
コントロール
している
クリーチャー
は、
防御チーム
のいずれかの
プレイヤー
、それらの
プレイヤー
のうち1人が
コントロール
している
プレインズウォーカー
、またはそれらの
プレイヤー
のうち1人が
守る者
である
バトル
を
攻撃
している
クリーチャー
を
ブロック
できる。
防御チーム
による
ブロック
は一群で行い、
ブロック・クリーチャー
は全体として適正でなければならない。
rule 509.1
参照。
805.10e
ルール、
オブジェクト
、あるいは
効果
が「
防御プレイヤー
」を参照する
場合
、それは
防御プレイヤー
全員ではなく
防御プレイヤー
のうち特定の1人を参照する。
攻撃クリーチャー
の
能力
が
防御プレイヤー
を参照していた
場合
、あるいは
呪文
や
能力
が
攻撃クリーチャー
と
防御プレイヤー
の両方を参照していた
場合
、特に規定されていない限り、その
クリーチャー
が
攻撃
している
プレイヤー
、その
クリーチャー
が
攻撃
している
プレインズウォーカー
の
コントローラー
、あるいはその
クリーチャー
が
攻撃
している
バトル
を
守る者
を参照する。その
クリーチャー
がすでに
攻撃
していない
場合
、参照している
防御プレイヤー
は、その
クリーチャー
が戦闘から除かれる前に
攻撃
していた
プレイヤー
や、その
クリーチャー
が戦闘から除かれる前に
攻撃
していた
プレインズウォーカー
の
コントローラー
や、その
クリーチャー
が戦闘から除かれる前に
攻撃
していた
バトル
の
守る者
である。
呪文
や
能力
が複数の
攻撃クリーチャー
に適用できる
場合
、それらの
攻撃クリーチャー
それぞれについて独立に該当する
防御プレイヤー
が決定される。複数の
防御プレイヤー
が該当する
場合
、その
呪文
や
能力
の
コントローラー
が1人を選ぶ。
805.10f
ブロック・クリーチャー
が指定された後、複数の
クリーチャー
によって
ブロック
された
攻撃クリーチャー
のそれぞれについて、
アクティブ・チーム
はその
ブロック・クリーチャー
群の中での
ダメージ割り振り順
を宣言する。その後、複数の
クリーチャー
を
ブロック
している
クリーチャー
ごとに、
防御プレイヤー
はその
ブロック
している
攻撃クリーチャー
群の中での
ダメージ割り振り順
を宣言する。
805.10g
戦闘ダメージ・ステップ
開始に際して、
アクティブ・チーム
は
攻撃クリーチャー
がどのように
戦闘ダメージ
を割り振るかを宣言する。その後、
防御チーム
は
ブロック・クリーチャー
の
戦闘ダメージ
を割り振る。
rule 510.1
参照。
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