例:ダメージを与える呪文に対応して、ダメージを軽減する能力を起動することができる。呪文が解決されたあとからでは、ダメージを軽減することができる機会は存在しない。
例:《圧倒する防衛者》には「発生源1つがあなたがコントロールしているクレリックにダメージを与えるなら、そのダメージ1点を軽減する。」と書かれている。《紅蓮地獄》には「紅蓮地獄は各クリーチャーにそれぞれ2点のダメージを与える。」と書かれている。《紅蓮地獄》は、《圧倒する防衛者》のコントローラーがコントロールしている各クレリックにそれぞれ1点ずつ、それ以外の各クリーチャーにそれぞれ2点ずつのダメージを与える。
例:《ウォジェクの薬剤師》は「{T}: クリーチャー1体を対象とする。このターン、それ、およびそれと共通の色を持ちそれでない各クリーチャーが次に受けるダメージ1点を軽減する。」という能力を持つ。この能力の解決によって、対象となったクリーチャーと、その時点でそれと共通の色を持つすべてのクリーチャーに、次の1点のダメージを軽減する盾が作られる。この能力の解決以降にクリーチャーの色を変えても、盾が増えたり減ったりすることはない。また、このターンの間、これの解決以降に戦場に出たクリーチャーが盾を得ることはない。