例:《Vesuvan Doppelganger》は「あなたは、Vesuvan Doppelgangerを、そのクリーチャーの色をコピーしないことと『あなたのアップキープの開始時に、クリーチャー1体を対象とする。あなたは“このクリーチャーは、そのクリーチャーの色をコピーしないこととこの能力を持つことを除き、それのコピー になる。”を選んでもよい。』を持つことを除き、戦場にいるクリーチャー1体のコピーとして戦場に出してもよい。」という能力を持つ。《Vesuvan Doppelganger》が《ルーン爪の熊》(能力を持たない2/2の緑の熊・クリーチャー)のコピーとして戦場に出た。その後で、《クローン》がその《Vesuvan Doppelganger》のコピーとして戦場に出た場合には、《クローン》は2/2の青で、クリーチャー・タイプが熊の《ルーン爪の熊》となり、《Vesuvan Doppelganger》のアップキープ誘発型能力を持つ。
例:《暴く者、智也》(反転状態の反転カード)が《鼠の短牙》(反転していない反転カード)のコピー になった場合、《暴く者、智也》の特性は《鼠の短牙》の反転した状態である《憎まれ者の傷弄り》の特性となる。
例:裏向きの《にやにや笑いの悪魔》(変異つきクリーチャー)が、オモテ向きの《枝折りロリアン》(4/1で変異{G}とトランプルを持つ緑のクリーチャー)のコピーとなった場合、その《にやにや笑いの悪魔》の特性は《枝折りロリアン》のものになるが、そのクリーチャーは裏向きなので、2/2の無色で名前やタイプや能力やマナ・コストをもたないクリーチャーのままである。{G}でオモテ向き になることができ、オモテ向き になると《枝折りロリアン》の特性を持つ。
例:裏向きの《にやにや笑いの悪魔》(変異つきクリーチャー)が《さまようもの》(1/1のスピリット・クリーチャーで変異をもたない)のコピー になった場合、裏向きの《さまようもの》なので、2/2の無色で名前やタイプや能力やマナ・コストを持たないクリーチャーのままである。変異を持たないので、特別な処理でオモテ向き になることはできない。効果によってオモテ向き になった場合には、《さまようもの》の特性を持つ。